大分夜も遅くなった頃、この店の常連のMichaelcrozyがいつものように入ってきた。こそ泥仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。小生のむなぐらをつかむと今にもあばれそうな勢いでこう言った。

Michaelcrozyは自分の存在を誰かに知って欲しいのだ。

大分夜も遅くなった頃、この店の常連のMichaelcrozyがいつものように入ってきた。最近、肉体に衰えを感じると嘆いているらしい。差し出した一杯の水を飲み干すとくたびれた声で一つの話をした。

聞いてはいけない話だったような気がする。

大分夜も遅くなった頃、この店の常連のMichaelcrozyがいつものように入ってきた。食えない・・・その手の人間だ。Michaelcrozyは1歩もその場を動こうとしなかった。

誰かこのジェントルマンを止めてくれ。

大分夜も遅くなった頃、この店の常連のBrianSepがいつものように入ってきた。二枚目はオバサンを探しているらしく、BrianSepは小生を見つけると嬉しそうに近づいてきた。

いけない。一瞬寝てしまった。

大分夜も遅くなった頃、この店の常連のAlfredboypeがいつものように入ってきた。Alfredboypeはいかにも追われている、そういう感じだった・・・。Alfredboypeはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

事実だとしたらかなりやばい話だ。

大分夜も遅くなった頃、この店の常連のMichaelcrozyがいつものように入ってきた。見ているこちらが辟易するくらいの派手な衣装だ。Michaelcrozyはいかに老婆というものが素晴らしいかを主張し始めた。

たかがそれだけのことを言いにわざわざ来たのだろうか！？

大分夜も遅くなった頃、この店の常連のMichaelcrozyがいつものように入ってきた。インテリを装ってはいるがかなりワルそうだ・・・。小生を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

小生はひたすら我慢して聞いてあげた。

大分夜も遅くなった頃、この店の常連のBrianSepがいつものように入ってきた。裏の世界しか見てこなかった、世の中にはそういう人間もいる。小生を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

昔はもっと素直ないい子だったのに・・・。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るRichardNomが入ってきた。この辺りでいい噂は聞かない・・・。RichardNomはいかにレズビアンというものが素晴らしいかを主張し始めた。

その時小生はRichardNomを抱きしめたい衝動に駆られた。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るJoshuaAxoraが入ってきた。この前サツにつかまったと聞いていたが違う人物だったらしい。小生しか話し相手がいないのか真っ先にこちらへやって来た。

笑って許してやるだけの寛容性も必要だ。