遅い昼飯でも食べに来たのか、何回かこの店を利用している色男が入ってきた。インテリを装ってはいるがかなりワルそうだ・・・。StephenRefはいかに女の子というものが素晴らしいかを主張し始めた。

何気ない台詞の中に秘めた凶暴性を感じる。

遅い昼飯でも食べに来たのか、割とよく来るJavierIngekが入ってきた。最近、肉体に衰えを感じると嘆いているらしい。バーボングラスをみつめながら、つぶやきはじめた。

たかがそれだけのことを言いにわざわざ来たのだろうか！？

遅い昼飯でも食べに来たのか、この店の常連のRonaldunestがいつものように入ってきた。Ronaldunestは終始腰を左右に揺らしている。Ronaldunestは今の仕事のスリを辞めたいというような話をしてきた。

隣のテーブルで１人の美女がRonaldunestの様子を見て笑っていた。

遅い昼飯でも食べに来たのか、この店の常連のJeffreytwitsがいつものように入ってきた。自分の人生でさえも脇役を演じている、そういうタイプだ。Jeffreytwitsは現地の人間でも分からないのでないかという癖のある訛りでがなりだした。

Jeffreytwitsの言葉にはどこか淫靡な響きがある。

遅い昼飯でも食べに来たのか、何回かこの店を利用している坊主が入ってきた。出来ればグラス一杯で帰って欲しい・・そういう客だ。得意万面で初恋の話をしだした。

その時小生はBrianAvaceを抱きしめたい衝動に駆られた。

遅い昼飯でも食べに来たのか、この店の常連のCharlesjogがいつものように入ってきた。この辺りでいい噂は聞かない・・・。何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

・・・完全に正気を失っていた。

遅い昼飯でも食べに来たのか、何回かこの店を利用している未成年が入ってきた。未成年の美貌に店内中のレディが息をのむ。小生しか話し相手がいないのか真っ先にこちらへやって来た。

その非情な目が見つめ続けてきた哀切な過去の結末とは・・。

遅い昼飯でも食べに来たのか、割とよく来るJavierIngekが入ってきた。最近、肉体に衰えを感じると嘆いているらしい。JavierIngekはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

何度も何度も自分に言い聞かせていた・・・。

遅い昼飯でも食べに来たのか、何回かこの店を利用している若造が入ってきた。最近、肉体に衰えを感じると嘆いているらしい。何を思ったのか小娘の話しをはじめた。

相変わらずうんちくをたれるのがお好きのようだ。

遅い昼飯でも食べに来たのか、この店の常連のCharlesjogがいつものように入ってきた。Charlesjogはウィンクを店にいた女王様に送り（片目だけのウィンクはできないらしい）、女王様から教わったというナツメロを歌い出した。歌詞の内容はこうだ。

Charlesjogは後半部分は殆ど壁に向かって喋っていた。