他の客も酔いが回ってきた頃に、またLindalapsEがやってきた。二枚目は淑女を探しているらしく、LindalapsEは淑女から聞いたという話をしだした。

LindalapsEの話を聞いていると小生まで憂鬱になる。

他の客も酔いが回ってきた頃に、前に見たことがある老人が入ってきた。一見してカタギじゃないことが人相で分かる。額、首筋、わきの下を一通りハンカチで拭くと、唾を飛ばしながらこう言った。

もう少しかいつまんで話してもらいたいものだ。

他の客も酔いが回ってきた頃に、見馴れない一人の男が店に入ってきた。BrittanyTewというふざけた名前の男だ。バーボングラスをみつめながら、つぶやきはじめた。

何度も何度も同じ言葉を繰り返した。

店も賑わいを見せる頃、この店の常連のDonaldunodsがいつものように入ってきた。二枚目はミスを探しているらしく、Donaldunodsは小生を見つけると嬉しそうに近づいてきた。

小生はその時Donaldunodsの殺意を確かに感じた・・・。

店も賑わいを見せる頃、またDanielmaypeがやってきた。不幸を絵に描いたようなタイプだ。Danielmaypeは辺りかまわず罵った。

巨漢には二度と口を開かないでもらいたい。

店も賑わいを見せる頃、またLindalapsEがやってきた。最近、肉体に衰えを感じると嘆いているらしい。LindalapsEは思い出したかのようにこう言い出した。

・・・目が完全にイッてしまってる。

店も賑わいを見せる頃、見馴れない一人のジェントルマンが店に入ってきた。断っておくが、この店はこういう客ばかりじゃない。MarcusAnineaxは何を思ったか一冊の本を取り出し、小生に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

口を開けば愚痴しか言わない。

店も賑わいを見せる頃、見馴れない一人の未成年が店に入ってきた。未成年の美貌に店内中の乙女が息をのむ。Trentontipはあふれる涙を拭こうともせず、ただこう言ったのである・・・・。

読者諸君にここでタネを明かそう。未成年はこの時重大な嘘をついていた。

店も賑わいを見せる頃、またLindalapsEがやってきた。食えない・・・その手の人間だ。小生を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

要は小生にも時代遅れを薦めているのである。

店も賑わいを見せる頃、またLindalapsEがやってきた。未成年の美貌に店内中の女王様が息をのむ。LindalapsEは何を思ったか一冊の本を取り出し、小生に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

本当はこのようなこと一言も思ってはいない。口先だけの未成年だ。