大分夜も遅くなった頃、またHenryPlaphがやってきた。未成年の美貌に店内中の箱入り娘が息をのむ。HenryPlaphはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

まるで悲劇のヒロインだ・・・。

大分夜も遅くなった頃、またRichardpealsがやってきた。愛玩のバービー人形を片時も離さない。Richardpealsは何を思ったか一冊の本を取り出し、小生に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

この優男もたまには語りたいのだろう。

大分夜も遅くなった頃、またRichardpealsがやってきた。未成年の美貌に店内中の女が息をのむ。小生に顔を近づけると口臭を放ちながら喋り出した。

このRichardpealsという未成年はどうも何かを隠している・・・・・・。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の御曹司が店に入ってきた。KevinHerceと言う名前らしいがどうせ偽名だろう。KevinHerceは思い出したかのようにこう言い出した。

台詞がどれだけ立派でもこの御曹司が言っては・・・・・・。

大分夜も遅くなった頃、またRichardpealsがやってきた。この辺りでいい噂は聞かない・・・。Richardpealsはカウンターの上にあったニューヨークタイムズを明読し始めた。

この野郎の何を信じればいいと言うのか。

大分夜も遅くなった頃、またRichardpealsがやってきた。断っておくが、この店はこういう客ばかりじゃない。Richardpealsはつっけんどんな態度でこう言った

Richardpealsはその曇った瞳で何を見ていたのだろうか。

大分夜も遅くなった頃、またHenryPlaphがやってきた。HenryPlaphは終始腰を左右に揺らしている。タバコをもみ消すともったいぶったようにこう切り出した。

HenryPlaphの話よりHenryPlaphという名前の方が笑える。

大分夜も遅くなった頃、またHenryPlaphがやってきた。裏の世界しか見てこなかった、世の中にはそういう人間もいる。HenryPlaphは美人から聞いたという話をしだした。

そしてこの後、驚愕の事実が！

大分夜も遅くなった頃、またRichardpealsがやってきた。こう見えても金には汚い。Richardpealsはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

それでよく今まで生きてこれたものだ。

大分夜も遅くなった頃、またRichardpealsがやってきた。Richardpealsが入ってくるなり店内が静まりかえった。小生しか話し相手がいないのか真っ先にこちらへやって来た。

何を言いたいのかサッパリ分からない。