遅い昼飯でも食べに来たのか、またBernardleaDaがやってきた。聞いたこともない会社のこれまた聞いたこともない肩書きを持つ。BernardleaDaは今の仕事のヒモを辞めたいというような話をしてきた。

そう言って口の周りをゆっくり舐め回した。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またSheilaDoomoがやってきた。青年の美貌に店内中の生娘が息をのむ。SheilaDoomoは思い出したかのようにこう言い出した。

「誰も自分を分かってくれない・・」最後にそうつぶやいた。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またBernardleaDaがやってきた。自分の人生でさえも脇役を演じている、そういうタイプだ。BernardleaDaは何を思ったか一冊の本を取り出し、小生に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

小生はこの時のBernardleaDaの笑顔を未だに忘れない。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またBernardleaDaがやってきた。この前新聞に載っていたホモだ。BernardleaDaはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

世も末だ・・・。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またBernardleaDaがやってきた。一見してカタギじゃないことが人相で分かる。BernardleaDaは何を思ったか一冊の本を取り出し、小生に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

そう言ってBernardleaDaは不気味にはにかんだ。

まだ日も高いうちに、またBernardleaDaがやってきた。自分の人生でさえも脇役を演じている、そういうタイプだ。BernardleaDaはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

どう聞いても自慢話だった。

まだ日も高いうちに、またBernardleaDaがやってきた。出来ればグラス一杯で帰って欲しい・・そういう客だ。BernardleaDaは最近の美人がいかに腹立つかを力説しはじめた。

何人もの人がこの言葉に騙されて来た。

まだ日も高いうちに、またBernardleaDaがやってきた。ここに来るようなタイプには見え無いのだが・・・。タバコをもみ消すともったいぶったようにこう切り出した。

そう言った途端、大粒の涙がBernardleaDaの目から溢れた。

まだ日も高いうちに、割とよく来るStephenSicが入ってきた。未成年の美貌に店内中のオバサンが息をのむ。得意万面で初恋の話をしだした。

この未成年の親の顔が見てみたい・・・・・・。

まだ日も高いうちに、前に見たことがある二枚目が入ってきた。二枚目は年増を探しているらしく、この二枚目が話すことといえばいつも年増の事だ。

そう・・。Jerrysaispは生き地獄を味わってきたのだ。