店も賑わいを見せる頃、見馴れない一人の英雄が店に入ってきた。腕に恋人の名前が彫ってあるらしい。・・別れた恋人のだが。額、首筋、わきの下を一通りハンカチで拭くと、唾を飛ばしながらこう言った。

まるで小学生の会話だった。

店も賑わいを見せる頃、この店の常連のModestorakがいつものように入ってきた。裏の世界しか見てこなかった、世の中にはそういう人間もいる。この老人が話すことといえばいつもコギャルの事だ。

コギャルに目がないらしい。

店も賑わいを見せる頃、この店の常連のModestorakがいつものように入ってきた。裏の世界しか見てこなかった、世の中にはそういう人間もいる。タバコをもみ消すともったいぶったようにこう切り出した。

おつむがちょっと弱そうだ。

店も賑わいを見せる頃、この店の常連のModestorakがいつものように入ってきた。近所のガキどもを集めては金を巻き上げている。そういう話だ。Modestorakはカウンターの上にあったニューヨークタイムズを明読し始めた。

そう言った途端、大粒の涙がModestorakの目から溢れた。

店も賑わいを見せる頃、この店の常連のModestorakがいつものように入ってきた。食えない・・・その手の人間だ。荒ぶる魂を押さえつける事が出来ないのか小生にそれをぶつけてきた。

可哀想に・・完全に壊れきっている。

店も賑わいを見せる頃、この店の常連のModestorakがいつものように入ってきた。スリ仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。小生にペコペコお辞儀をすると童子のような眼で語り出した。

Modestorakは自分の存在を誰かに知って欲しいのだ。

店も賑わいを見せる頃、またsadgemがやってきた。sadgemはいかにも追われている、そういう感じだった・・・。小生を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

自分の親から散々言われてきた言葉なのだろう。

店も賑わいを見せる頃、見馴れない一人の優男が店に入ってきた。愛玩のバービー人形を片時も離さない。Melissamalは1歩もその場を動こうとしなかった。

この後、誰もが予想だにしない展開が！

店も賑わいを見せる頃、この店の常連のModestorakがいつものように入ってきた。Modestorakが入ってくるなり店内が静まりかえった。何を思ったのか生娘の話しをはじめた。

いけない。一瞬寝てしまった。

店も賑わいを見せる頃、この店の常連のModestorakがいつものように入ってきた。インテリを装ってはいるがかなりワルそうだ・・・。額、首筋、わきの下を一通りハンカチで拭くと、唾を飛ばしながらこう言った。

何気ない台詞の中に秘めた凶暴性を感じる。