朝方、割とよく来るPhillipkepが入ってきた。この前新聞に載っていた旦那だ。Phillipkepは1歩もその場を動こうとしなかった。

家族を捨て、故郷を捨て、そして自分さえも捨てようとしている。

朝方、またPrestonCydayがやってきた。言わずと知れたPrestonCyday団のボスだ。PrestonCydayは今の仕事の売人を辞めたいというような話をしてきた。

世も末だ・・・。

朝方、見馴れない一人の紳士が店に入ってきた。この前サツにつかまったと聞いていたが違う人物だったらしい。MichelleFaiffはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

そう言ってMichelleFaiffは不気味にはにかんだ。

朝方、またPrestonCydayがやってきた。色男はチャック全開に気づいている様子もない。PrestonCydayは何を思ったか一冊の本を取り出し、小生に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

何度も聞いた話だった・・・・。

朝方、またPrestonCydayがやってきた。若者の体から漂う高級な香水の香りが店内に異臭を放つ。小生のむなぐらをつかむと今にもあばれそうな勢いでこう言った。

何人もの人がこの言葉に騙されて来た。

朝方、またPrestonCydayがやってきた。バクチで散々負けたらしくかなり荒れているご様子だ。何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

PrestonCydayは何が面白かったのか自分の話で爆笑していた・・・・・。

朝方、見馴れない一人の彼氏が店に入ってきた。近所のガキどもを集めては金を巻き上げている。そういう話だ。Chrislopleは現地の人間でも分からないのでないかという癖のある訛りでがなりだした。

今時こういう発言をする人間がいるだろうか？

朝方、またPrestonCydayがやってきた。PrestonCydayは店内中のコギャルに投げキッスをし、PrestonCydayは何を思ったか一冊の本を取り出し、小生に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

そう・・。PrestonCydayは生き地獄を味わってきたのだ。

朝方、割とよく来るPhillipkepが入ってきた。この貴公子につかまったら大概のコギャルは人生の地獄を見る。一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

その時Phillipkepは子犬のように震えていた。

朝方、またPrestonCydayがやってきた。色男はチャック全開に気づいている様子もない。PrestonCydayはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

誰かこの色男を止めてくれ。