他の客も酔いが回ってきた頃に、見馴れない一人の若造が店に入ってきた。着やせはするが、体には自信があるらしい。小生しか話し相手がいないのか真っ先にこちらへやって来た。

自虐的ジョークがお得意のようだ。

他の客も酔いが回ってきた頃に、またCharlesjogがやってきた。まあ良い噂を聞いた事が無いのは確かだ。タバコをもみ消すともったいぶったようにこう切り出した。

だがその目元は全く笑っていなかった・・・。

他の客も酔いが回ってきた頃に、またCharlesjogがやってきた。聞いたこともない会社のこれまた聞いたこともない肩書きを持つ。小生のむなぐらをつかむと今にもあばれそうな勢いでこう言った。

貴公子には二度と口を開かないでもらいたい。

他の客も酔いが回ってきた頃に、割とよく来るMichaelcrozyが入ってきた。一癖もニ癖もありそうな人物だ。Michaelcrozyは1歩もその場を動こうとしなかった。

・・・異次元の何かと交信しているに違いない。

他の客も酔いが回ってきた頃に、見馴れない一人の旦那が店に入ってきた。この前新聞に載っていた旦那だ。Kennethtipは今の仕事の無職を辞めたいというような話をしてきた。

この旦那は金の話しかしてこない。

他の客も酔いが回ってきた頃に、またJeffreytwitsがやってきた。この前新聞に載っていた旦那だ。差し出した一杯の水を飲み干すとくたびれた声で一つの話をした。

脇役でさえ時として物語にいい台詞を残す。

他の客も酔いが回ってきた頃に、またJeffreytwitsがやってきた。Jeffreytwitsは数人の愛人をはべらせ上機嫌そうにだ。Jeffreytwitsはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

そう言いながらも目線は先ほど店に入ってきた女の子に釘付けである。

他の客も酔いが回ってきた頃に、またCharlesjogがやってきた。Charlesjogは数人の愛人をはべらせ上機嫌そうにだ。Charlesjogはあふれる涙を拭こうともせず、ただこう言ったのである・・・・。

何を語っても冴えない男だ。

他の客も酔いが回ってきた頃に、またCharlesjogがやってきた。Charlesjogは数人の愛人をはべらせ上機嫌そうにだ。なぜか、宝塚口調で喋り出した。

何故、本当の自分を偽るのだろうか。

他の客も酔いが回ってきた頃に、またCharlesjogがやってきた。断っておくが、この店はこういう客ばかりじゃない。Charlesjogは貴婦人から聞いたという話をしだした。

そう言ったCharlesjogの表情は酷く疲れていた。