大分夜も遅くなった頃、またCharlesjogがやってきた。Charlesjogという名前は覚えるのに一苦労だ。Charlesjogは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

小生はその場を逃げ出したい気持ちでいっぱいだった。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るStephenRefが入ってきた。一癖もニ癖もありそうな人物だ。StephenRefはスラム街のど真ん中で聞いたという儲け話を始めた。

・・泣きたいだけ泣くがいい。今宵の酒は悲しい酒だ。

大分夜も遅くなった頃、またCharlesjogがやってきた。聞いたこともない会社のこれまた聞いたこともない肩書きを持つ。一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

未だに過去にすがって生きている。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るStephenRefが入ってきた。随分とご機嫌な様子だ。StephenRefは辺りかまわず罵った。

なかなか話し上手なホモだ。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るJavierIngekが入ってきた。最近、肉体に衰えを感じると嘆いているらしい。差し出した一杯の水を飲み干すとくたびれた声で一つの話をした。

子供達が泣いてるぞ・・・。

大分夜も遅くなった頃、またJeffreytwitsがやってきた。この前新聞に載っていたホモだ。Jeffreytwitsは一枚一枚時間をかけてゆっくりと妖艶に脱ぎ始めた。

要するに誰かの悪口が言いたいのだろう。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るMichaelcrozyが入ってきた。この前新聞に載っていた旦那だ。何を思ったのか老婆の話しをはじめた。

旦那のこの言葉がのちのち何人もの人々を苦しめることになろうとは、本人でさえも気づいていなかったのだろう。

大分夜も遅くなった頃、またJeffreytwitsがやってきた。タレコミ屋仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。Jeffreytwitsはつっけんどんな態度でこう言った

殆ど逆ギレだ・・・・・。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るBrianSepが入ってきた。最近、肉体に衰えを感じると嘆いているらしい。なぜか、宝塚口調で喋り出した。

何を語っても冴えない彼氏だ。

大分夜も遅くなった頃、何回かこの店を利用している二枚目が入ってきた。自分の人生でさえも脇役を演じている、そういうタイプだ。RichardNomは今の仕事の無職を辞めたいというような話をしてきた。

人と同じようにしていないと不安なのだろう。