遅い昼飯でも食べに来たのか、またDennisamuncがやってきた。神経に血が通っていないそういう部類の人間だ。Dennisamuncは小生を見つけると嬉しそうに近づいてきた。

社会に対する怒りを小生にぶつけてきた。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またEdwardzeltyがやってきた。この辺りでいい噂は聞かない・・・。Edwardzeltyはカウンターの上にあったニューヨークタイムズを明読し始めた。

読者諸君にここでタネを明かそう。野郎はこの時重大な嘘をついていた。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またEdwardzeltyがやってきた。未成年の美貌に店内中の令嬢が息をのむ。小生のむなぐらをつかむと今にもあばれそうな勢いでこう言った。

思ったほど面白い話ではなかった。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またDennisamuncがやってきた。自分の人生でさえも脇役を演じている、そういうタイプだ。Dennisamuncは年増から聞いたという話をしだした。

これのどこが笑える話なのだろうか？

まだ日も高いうちに、またJamesgaizeがやってきた。この辺りでいい噂は聞かない・・・。Jamesgaizeは小生を見つけると嬉しそうに近づいてきた。

愛を捨てたJamesgaizeの言葉はあまりにも悲しかった。

まだ日も高いうちに、この店の常連のDanielExeleがいつものように入ってきた。多分以前に別の客の連れで来た事があったはずだ。小生のむなぐらをつかむと今にもあばれそうな勢いでこう言った。

DanielExeleは何故か自分の携帯電話が鳴ることに酷く怯えているようだった。

まだ日も高いうちに、この店の常連のDennisamuncがいつものように入ってきた。こそ泥仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。Dennisamuncはあふれる涙を拭こうともせず、ただこう言ったのである・・・・。

店内の客全員がDennisamuncを優しい眼差しで見つめていた。

まだ日も高いうちに、この店の常連のDanielExeleがいつものように入ってきた。裏の世界しか見てこなかった、世の中にはそういう人間もいる。何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

そういう話は自分の胸に閉まっておいたらどうだ。

まだ日も高いうちに、この店の常連のDennisamuncがいつものように入ってきた。自分の事を素晴らしくモテるタイプだと勘違いしている。令嬢から教わったというナツメロを歌い出した。歌詞の内容はこうだ。

令嬢とギャンブルと酒の話。このミスターには3種類の話題しかない。

まだ日も高いうちに、この店の常連のDanielExeleがいつものように入ってきた。こそ泥仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。DanielExeleは1歩もその場を動こうとしなかった。

このDanielExeleというオヤジはどうも何かを隠している・・・・・・。