まだ日も高いうちに、この店の常連のElliottbiocaがいつものように入ってきた。裏の世界しか見てこなかった、世の中にはそういう人間もいる。小生のむなぐらをつかむと今にもあばれそうな勢いでこう言った。

この後、Elliottbiocaは出入り禁止にさせてもらった。

まだ日も高いうちに、またSheilaDoomoがやってきた。未成年の美貌に店内中の女郎が息をのむ。小生を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

そう言って体をピクピク痙攣させた。

まだ日も高いうちに、またEdwardgreatがやってきた。腕に恋人の名前が彫ってあるらしい。・・別れた恋人のだが。レズビアンから教わったというナツメロを歌い出した。歌詞の内容はこうだ。

社会に対する怒りを小生にぶつけてきた。

まだ日も高いうちに、またEdwardgreatがやってきた。ここに来るようなタイプには見え無いのだが・・・。Edwardgreatは小生を見つけると嬉しそうに近づいてきた。

声はでかいが中身は無い。

まだ日も高いうちに、またEdwardgreatがやってきた。今夜は最悪の気分だ。Edwardgreatはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

思ったほど面白い話ではなかった。

まだ日も高いうちに、またTobiaswoushがやってきた。Tobiaswoushはいかにも追われている、そういう感じだった・・・。この男性が話すことといえばいつも女王様の事だ。

これのどこが笑える話なのだろうか？

まだ日も高いうちに、この店の常連のBrucecoaftがいつものように入ってきた。Brucecoaftはいかにも追われている、そういう感じだった・・・。Brucecoaftはあふれる涙を拭こうともせず、ただこう言ったのである・・・・。

愛されたい。小生にはそう言っているようにしか聞こえなかった。

まだ日も高いうちに、またEdwardgreatがやってきた。自分の人生でさえも脇役を演じている、そういうタイプだ。Edwardgreatは1歩もその場を動こうとしなかった。

Edwardgreatは何故か自分の携帯電話が鳴ることに酷く怯えているようだった。

まだ日も高いうちに、またTobiaswoushがやってきた。この前新聞に載っていた旦那だ。Tobiaswoushは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

そう言って小粋なステップでダンスを踊った。

まだ日も高いうちに、この店の常連のElliottbiocaがいつものように入ってきた。腕に恋人の名前が彫ってあるらしい。・・別れた恋人のだが。なぜか、宝塚口調で喋り出した。

そういう話は自分の胸に閉まっておいたらどうだ。