大分夜も遅くなった頃、割とよく来るMichaelcrozyが入ってきた。この前新聞に載っていた旦那だ。小生を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

世も末だ・・・。

大分夜も遅くなった頃、またCharlesjogがやってきた。バクチで散々負けたらしくかなり荒れているご様子だ。得意万面で初恋の話をしだした。

そう言ってCharlesjogは不気味にはにかんだ。

大分夜も遅くなった頃、またJeffreytwitsがやってきた。神経に血が通っていないそういう部類の人間だ。この男の子が話すことといえばいつも女王様の事だ。

どう聞いても自慢話だった。

大分夜も遅くなった頃、またCharlesjogがやってきた。愛玩のバービー人形を片時も離さない。Charlesjogはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

何人もの人がこの言葉に騙されて来た。

大分夜も遅くなった頃、またCharlesjogがやってきた。Charlesjogは数人の愛人をはべらせ上機嫌そうにだ。小生を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

そう言った途端、大粒の涙がCharlesjogの目から溢れた。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るBrianAvaceが入ってきた。この界隈じゃ恋人にしたくない未成年ベストテンに入るらしい。自分の人生が今までどんなに不幸だったかを延々と話し始めた。

この未成年の親の顔が見てみたい・・・・・・。

大分夜も遅くなった頃、またJeffreytwitsがやってきた。自分の人生でさえも脇役を演じている、そういうタイプだ。売人という職業が気に入っているらしくこんな話をはじめた。

そう・・。Jeffreytwitsは生き地獄を味わってきたのだ。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るAlfredboypeが入ってきた。雑誌拾い仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。Alfredboypeはいかに美人というものが素晴らしいかを主張し始めた。

聞いてはいけない話だったような気がする。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るAlfredboypeが入ってきた。Alfredboypeはウィンクを店にいた女性に送り（片目だけのウィンクはできないらしい）、Alfredboypeは1歩もその場を動こうとしなかった。

誰かこの中年を止めてくれ。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るBrianSepが入ってきた。着やせはするが、体には自信があるらしい。小生を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

・・・誰か通訳してくれ。