朝方、この店の常連のAlfredboypeがいつものように入ってきた。二枚目はミスを探しているらしく、Alfredboypeはミスから聞いたという話をしだした。

そう言って口の周りをゆっくり舐め回した。

朝方、この店の常連のJavierIngekがいつものように入ってきた。見ているこちらが辟易するくらいの派手な衣装だ。JavierIngekは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

「誰も自分を分かってくれない・・」最後にそうつぶやいた。

朝方、割とよく来るRogerDibが入ってきた。インテリを装ってはいるがかなりワルそうだ・・・。RogerDibは何を思ったか一冊の本を取り出し、小生に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

家族を捨て、故郷を捨て、そして自分さえも捨てようとしている。

朝方、割とよく来るJosephCrokyが入ってきた。インテリを装ってはいるがかなりワルそうだ・・・。JosephCrokyは何を思ったか一冊の本を取り出し、小生に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

世も末だ・・・。

朝方、この店の常連のBrianSepがいつものように入ってきた。この界隈じゃ恋人にしたくない未成年ベストテンに入るらしい。額、首筋、わきの下を一通りハンカチで拭くと、唾を飛ばしながらこう言った。

そう言ってBrianSepは不気味にはにかんだ。

朝方、この店の常連のMarionGorがいつものように入ってきた。食えない・・・その手の人間だ。小生を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

何度も聞いた話だった・・・・。

朝方、またMichaelcrozyがやってきた。愛玩のバービー人形を片時も離さない。Michaelcrozyはカウンターの上にあったニューヨークタイムズを明読し始めた。

何人もの人がこの言葉に騙されて来た。

朝方、割とよく来るRichardNomが入ってきた。インテリを装ってはいるがかなりワルそうだ・・・。得意万面で初恋の話をしだした。

RichardNomは何が面白かったのか自分の話で爆笑していた・・・・・。

朝方、この店の常連のJavierIngekがいつものように入ってきた。一見してカタギじゃないことが人相で分かる。JavierIngekは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

この老人の親の顔が見てみたい・・・・・・。

朝方、この店の常連のStephenRefがいつものように入ってきた。愛玩のバービー人形を片時も離さない。額、首筋、わきの下を一通りハンカチで拭くと、唾を飛ばしながらこう言った。

そう・・。StephenRefは生き地獄を味わってきたのだ。