大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある巨漢が入ってきた。こう見えても金には汚い。EdwardCokは人妻から聞いたという話をしだした。

この巨漢の何を信じればいいと言うのか。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るMarionGorが入ってきた。この前サツにつかまったと聞いていたが違う人物だったらしい。小生のむなぐらをつかむと今にもあばれそうな勢いでこう言った。

MarionGorはその曇った瞳で何を見ていたのだろうか。

大分夜も遅くなった頃、この店の常連のJavierIngekがいつものように入ってきた。裏の世界しか見てこなかった、世の中にはそういう人間もいる。バーボングラスをみつめながら、つぶやきはじめた。

JavierIngekの話よりJavierIngekという名前の方が笑える。

大分夜も遅くなった頃、この店の常連のAlfredboypeがいつものように入ってきた。食えない・・・その手の人間だ。Alfredboypeはいかにレディというものが素晴らしいかを主張し始めた。

そしてこの後、驚愕の事実が！

大分夜も遅くなった頃、またJeffreytwitsがやってきた。断っておくが、この店はこういう客ばかりじゃない。何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

それでよく今まで生きてこれたものだ。

大分夜も遅くなった頃、またCharlesjogがやってきた。神経に血が通っていないそういう部類の人間だ。Charlesjogはあふれる涙を拭こうともせず、ただこう言ったのである・・・・。

何を言いたいのかサッパリ分からない。

大分夜も遅くなった頃、またCharlesjogがやってきた。自分の人生でさえも脇役を演じている、そういうタイプだ。小生のむなぐらをつかむと今にもあばれそうな勢いでこう言った。

うん？どっかで聞いたような台詞だ・・・・・。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るBrianSepが入ってきた。腕に恋人の名前が彫ってあるらしい。・・別れた恋人のだが。BrianSepは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

このBrianSepは友達がほしくて仕方がない哀れな人物である。

大分夜も遅くなった頃、この店の常連のJavierIngekがいつものように入ってきた。一見してカタギじゃないことが人相で分かる。JavierIngekはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

そう言いながらもセックスアピールを忘れない。

大分夜も遅くなった頃、またJeffreytwitsがやってきた。腕に恋人の名前が彫ってあるらしい。・・別れた恋人のだが。金貸しという職業が気に入っているらしくこんな話をはじめた。

Jeffreytwitsを警察に通報するべきか悩むところだ・・・。