大分夜も遅くなった頃、またJeffreytwitsがやってきた。Jeffreytwitsというふざけた名前の男だ。一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

何故、本当の自分を偽るのだろうか。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の中年が店に入ってきた。Matthewaluctは店内中のミスに投げキッスをし、額、首筋、わきの下を一通りハンカチで拭くと、唾を飛ばしながらこう言った。

その横顔は若かりし頃のMatthewaluctの母親に瓜二つだった。

大分夜も遅くなった頃、またJeffreytwitsがやってきた。店に入る前からJeffreytwitsは酔っ払っていたらしく、来てそうそう床に吐いた。バーボングラスをみつめながら、つぶやきはじめた。

今ここに一人の神が誕生した。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るBrianAvaceが入ってきた。自分の人生でさえも脇役を演じている、そういうタイプだ。得意万面で初恋の話をしだした。

それはここで言う事では無いと思うのだが・・・。

大分夜も遅くなった頃、またJeffreytwitsがやってきた。この貴公子につかまったら大概の女の子は人生の地獄を見る。Jeffreytwitsはカウンターの上にあったニューヨークタイムズを明読し始めた。

この貴公子もたまには語りたいのだろう。

大分夜も遅くなった頃、またJeffreytwitsがやってきた。こう見えても金には汚い。Jeffreytwitsはつっけんどんな態度でこう言った

本当はこの先も続くのだが、ただ長くなるだけなのでここで割愛させていただく。

大分夜も遅くなった頃、またCharlesjogがやってきた。一癖もニ癖もありそうな人物だ。一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

小生ならとてもじゃないが、このような話、恥ずかしくて人前ではできない。

大分夜も遅くなった頃、この店の常連のJavierIngekがいつものように入ってきた。未成年の美貌に店内中の大和撫子が息をのむ。JavierIngekはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

慰めはいらない。要はそれが言いたいのだろう。

大分夜も遅くなった頃、またCharlesjogがやってきた。二枚目は女王様を探しているらしく、Charlesjogは何を思ったか一冊の本を取り出し、小生に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

Charlesjogは終わりの無い迷宮に入り込んでしまっている。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るBrianSepが入ってきた。この女殺しにつかまったら大概の人妻は人生の地獄を見る。BrianSepはあふれる涙を拭こうともせず、ただこう言ったのである・・・・。

BrianSepの話よりBrianSepという名前の方が笑える。