他の客も酔いが回ってきた頃に、またLindalapsEがやってきた。色男はチャック全開に気づいている様子もない。LindalapsEは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

はい、お疲れさん。

他の客も酔いが回ってきた頃に、前に見たことがある英雄が入ってきた。腕に恋人の名前が彫ってあるらしい。・・別れた恋人のだが。Dustinlepはつっけんどんな態度でこう言った

この英雄からこの話が出てくるとは思わなかった。

他の客も酔いが回ってきた頃に、またLindalapsEがやってきた。若者の体から漂う高級な香水の香りが店内に異臭を放つ。LindalapsEはつっけんどんな態度でこう言った

人間もここまで落ちぶれると大したものである。

店も賑わいを見せる頃、またLindalapsEがやってきた。一度見たら決して忘れる事が出来ない強烈な風貌だ。LindalapsEはセクシーダイナマイトから聞いたという話をしだした。

なぜここまで自信たっぷりに話せるのだろうか。・・・・理解に苦しむ。

店も賑わいを見せる頃、見馴れない一人の若者が店に入ってきた。Derekcealoは終始腰を左右に揺らしている。なぜか、宝塚口調で喋り出した。

・・泣きたいだけ泣くがいい。今宵の酒は悲しい酒だ。

店も賑わいを見せる頃、またLindalapsEがやってきた。言わずと知れたLindalapsE団のボスだ。LindalapsEは最近のマダムがいかに腹立つかを力説しはじめた。

未だに過去にすがって生きている。

店も賑わいを見せる頃、見馴れない一人の男の子が店に入ってきた。長生きするとこういう客も珍しくない。RicardoBrofeは今の仕事の無職を辞めたいというような話をしてきた。

なかなか話し上手な男の子だ。

店も賑わいを見せる頃、割とよく来るRodneyMupが入ってきた。RodneyMupは終始腰を左右に揺らしている。一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

子供達が泣いてるぞ・・・。

店も賑わいを見せる頃、またLindalapsEがやってきた。青年の体から漂う高級な香水の香りが店内に異臭を放つ。LindalapsEはあふれる涙を拭こうともせず、ただこう言ったのである・・・・。

要するに誰かの悪口が言いたいのだろう。

店も賑わいを見せる頃、またLindalapsEがやってきた。聞いたこともない会社のこれまた聞いたこともない肩書きを持つ。小生にペコペコお辞儀をすると童子のような眼で語り出した。

貴公子のこの言葉がのちのち何人もの人々を苦しめることになろうとは、本人でさえも気づいていなかったのだろう。