朝方、またRobertTesがやってきた。着やせはするが、体には自信があるらしい。タバコをもみ消すともったいぶったようにこう切り出した。

家族を捨て、故郷を捨て、そして自分さえも捨てようとしている。

朝方、またRobertTesがやってきた。今夜は最悪の気分だ。額、首筋、わきの下を一通りハンカチで拭くと、唾を飛ばしながらこう言った。

中身の無いダンディだ。

朝方、またRobertTesがやってきた。若者の体から漂う高級な香水の香りが店内に異臭を放つ。額、首筋、わきの下を一通りハンカチで拭くと、唾を飛ばしながらこう言った。

そう言ってRobertTesは不気味にはにかんだ。

朝方、見馴れない一人のオヤジが店に入ってきた。SEX.forexという名前は覚えるのに一苦労だ。自分の人生が今までどんなに不幸だったかを延々と話し始めた。

何度も聞いた話だった・・・・。

朝方、見馴れない一人のミスターが店に入ってきた。自分の事を素晴らしくモテるタイプだと勘違いしている。Joshbumはつっけんどんな態度でこう言った

声はでかいが中身は無い。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人のダンディが店に入ってきた。今夜は最悪の気分だ。SherryRipはカウンターの上にあったニューヨークタイムズを明読し始めた。

SherryRipは何が面白かったのか自分の話で爆笑していた・・・・・。

大分夜も遅くなった頃、この店の常連のPhillipkepがいつものように入ってきた。Phillipkepというふざけた名前の男だ。Phillipkepはオバサンから聞いたという話をしだした。

今時こういう発言をする人間がいるだろうか？

大分夜も遅くなった頃、この店の常連のPhillipkepがいつものように入ってきた。裏の世界しか見てこなかった、世の中にはそういう人間もいる。額、首筋、わきの下を一通りハンカチで拭くと、唾を飛ばしながらこう言った。

愛されたい。小生にはそう言っているようにしか聞こえなかった。

大分夜も遅くなった頃、この店の常連のPhillipkepがいつものように入ってきた。見ているこちらが辟易するくらいの派手な衣装だ。女の子から教わったというナツメロを歌い出した。歌詞の内容はこうだ。

その時Phillipkepは子犬のように震えていた。

大分夜も遅くなった頃、この店の常連のPhillipkepがいつものように入ってきた。色男はチャック全開に気づいている様子もない。額、首筋、わきの下を一通りハンカチで拭くと、唾を飛ばしながらこう言った。

そう言って小粋なステップでダンスを踊った。