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Cafe日誌No.183925
2025年12月04日木曜日 05時17分
朝方、割とよく来るGeorgeBupが入ってきた。不幸を絵に描いたようなタイプだ。GeorgeBupは今の仕事の雑誌拾いを辞めたいというような話をしてきた。
雑誌拾い GeorgeBup
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ここにも一人、季節の終わりに取り残された巨漢がいた。

Cafe日誌No.183924
2025年12月04日木曜日 05時03分
朝方、割とよく来るDavisDipが入ってきた。着やせはするが、体には自信があるらしい。DavisDipはあふれる涙を拭こうともせず、ただこう言ったのである・・・・。
雑誌拾い DavisDip
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未だに過去にすがって生きている。

Cafe日誌No.183923
2025年12月04日木曜日 05時02分
朝方、見馴れない一人の貴公子が店に入ってきた。DinkeyHipという名前は覚えるのに一苦労だ。DinkeyHipはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。
無職 DinkeyHip
「жесть прикол!!
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股間を掻くのだけはやめてもらいたいものだ。

Cafe日誌No.183922
2025年12月04日木曜日 04時56分
大分夜も遅くなった頃、割とよく来るGeorgeBupが入ってきた。腕に恋人の名前が彫ってあるらしい。・・別れた恋人のだが。タバコをもみ消すともったいぶったようにこう切り出した。
雑誌拾い GeorgeBup
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もうそんな事を言う歳でも無いと思うのだが。

Cafe日誌No.183921
2025年12月04日木曜日 04時55分
大分夜も遅くなった頃、割とよく来るDavisDipが入ってきた。今夜は最悪の気分だ。DavisDipは何を思ったか一冊の本を取り出し、小生に聞こえるよう朗読し始めたのだ!
雑誌拾い DavisDip
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要するに誰かの悪口が言いたいのだろう。

Cafe日誌No.183920
2025年12月04日木曜日 04時53分
大分夜も遅くなった頃、割とよく来るGeorgeBupが入ってきた。色男はチャック全開に気づいている様子もない。GeorgeBupは小生を見つけると嬉しそうに近づいてきた。
雑誌拾い GeorgeBup
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この時のこのGeorgeBupの台詞が果たしてどんな意味を持っていたのか・・・。そのときの小生には予想すらできなかった。

Cafe日誌No.183919
2025年12月04日木曜日 04時45分
大分夜も遅くなった頃、何回かこの店を利用している学生が入ってきた。クリスマスとイースターが一緒に来たかのような酒機嫌だ。GeorgeBupは辺りかまわず罵った。
無職 GeorgeBup
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殆ど逆ギレだ・・・・・。

Cafe日誌No.183918
2025年12月04日木曜日 04時44分
大分夜も遅くなった頃、何回かこの店を利用している貴公子が入ってきた。聞いたこともない会社のこれまた聞いたこともない肩書きを持つ。この貴公子が話すことといえばいつも女王様の事だ。
無職 GeorgeBup
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そう言って口の周りをゆっくり舐め回した。

Cafe日誌No.183917
2025年12月04日木曜日 04時43分
大分夜も遅くなった頃、割とよく来るDavisDipが入ってきた。DavisDipはウィンクを店にいた彼女に送り(片目だけのウィンクはできないらしい)、小生を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。
雑誌拾い DavisDip
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「誰も自分を分かってくれない・・」最後にそうつぶやいた。

Cafe日誌No.183916
2025年12月04日木曜日 04時42分
大分夜も遅くなった頃、割とよく来るDavisDipが入ってきた。自分の人生でさえも脇役を演じている、そういうタイプだ。何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。
雑誌拾い DavisDip
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小生はこの時のDavisDipの笑顔を未だに忘れない。

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